縦見開きA4版(壁掛け)
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<ポポフニュース23号の記事より>
山極寿一
念願の図書館がやっと完成しました。2014 年の 12 月に完成させた見取り図を基に建設を始めたのですが、次々に困難が行く手を阻みました。まず、土台をコンクリートで固め、支柱を立てて区割りをし、そこに壁を立ち上げていったのですが、壁の材料の日干しレンガがなかなか入手できません。そのうち、昨年 5 月の大雨で道路が寸断されてしまい、建材や日干しレンガを車で運ぶことができなくなりました。やむなく自分たちでレンガを作って野焼きし、壁を塗りました。その間に屋根をふくトタン板が値上がりしてしまい、日本からの支援金が底をつきました。やむなく、ポポフ日本支部から追加の支援金を送って何とか完成までこぎつけました。この間、多くの地元の人々やアンガ中学校の生徒たちが建設作業に参加してくれました。
ポポフニュース23号(最新号)に掲載されたコンゴのお話『三人の兄弟』を、昔話のページにアップしました。バサボセさんのお話にふしはらのじこさんの挿絵付きです。Web版は挿絵がカラーでごらんいただけます。
バックナンバー⇒昔話のページ
ポポフニュース23号は間もなく印刷、発行されます。
配布、発送は7月下旬を予定しています。しばらくお待ち下さい。
印刷版に先立ってWeb版(PDF)を公開致します。
ポポフニュース23号(PDFビューアーが必要です)
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大変申し訳ございませんが、今回エコバッグの素材の布バッグの入手がなかなかできないと言う業界の事情などがあり制作が大変遅れております。
すでにご注文いただいている薄手のバッグはもうすぐ到着予定ですが、今回から登場した厚手のバッグはもう少し遅れそうです。
申し訳ありませんが、もう暫くお待ち下さい。
なお厚手のバッグはカタログ番号のア、イ、ウ、エ、オ、カ のみです。作家名で選んでいただくバッグは薄手のみになりますのでご了承ください。
薄手のバッグは1枚づつ手作業の制作ですので、これからご注文いただくと発送まで2週間から1ヶ月かかります。申し訳ありませんが、気長にお待ち下さい。
かつてゴリラは映画『キングコング』で間違った凶暴なイメージを植え付けられたけれど、最近ではカーナビゲーションやアルコールべバレッジの商品名、さらには石油会社のイメージキャラクターなどに使われて、むしろ好もしく受け取られることが多くなりました。
下記URLのリンク先で、ポポフ日本支部の山極寿一京大総長が頬張っているのは、一番新しいゴリラ商品「ゴリラ・フロマージュ」です。
https://www.facebook.com/Kyoto.Univ/posts/2021242004683628
京大の総長グッズといえば第24代尾池総長プロデュース「総長カレー」が有名ですが、京都大学Facebookページによると
「『新しい総長グッズを作ろう!プロジェクト』。山極総長のアイデアをベースに、学生プロジェクトメンバーで議論と検討を重ねること約8ヶ月」
という力作。なんと、ゴリラの腸内から分離された新種の乳酸菌「ラクトバシラス・ゴリラエ」を使ったチーズケーキです。
アフリカまでゴリラウォッチツアーに行けないあなた、ゴリラに会う、触れるどころではなく、チーズケーキを食べるだけでゴリラと一体となれる、またとないチャンスですよ〜。(笑)
京大キャンパスの「カンフォーラ」で8月6日から3日間の限定発売だそうです。
ちなみに、山極総長の「大学はジャングルだ」から生まれた「京大野帳」や「京大×聖護院八ッ橋」なども新グッズとして記者会見で発表されています。
(文責:岡本)
今、名古屋市の東山動物園にいるシャバーニというオスゴリラが、イケメンのゴリラとして世界中で人気を集めているそうです。現在19歳で、2歳の子どもが2頭います。私は彼がオーストラリアのタロンガ動物園からやってきた8年前に会いました。そのころはまだやんちゃなオニイでした。野生のゴリラがオトコとして成熟し始めるのは13-15歳、完全なおとなになるのは20歳を超えてから。子どもができると見る見るうちに筋肉ができて、後頭部が飛び出し、腕の毛が伸びて立派な風体になります。態度も悠然としてきて、メスや子どもにやさしく接するようになります。そうです。ゴリラのオスはメスと子どもによって作られるのです。とくに子どもが慕うようになるとオスの態度は一変します。だから、オスらしくなる秘訣は育児、イクメンになるのがおとなのオスへの道かもしれません。
山極寿一
Webサイト管理人追記:
シャバーニの画像、動画はネット上に溢れていますが、その中でも東山動物園の類人猿のYoutubeビデオを数多く公開されている i ボッシュさんの動画がシャバーニの行動をたいへん良く撮られていますので、以下にお借りしました。
その他の i ボッシュ さんのビデオはこちらでご覧になれます。
6月21日(日)
「コンゴの子どもたち 昔話と絵本」でコンゴから来日中のバサボセ・カニュニさんのお話。
ポポフが今作っている、こどもたちの図書館の話。そしてコンゴの子どもたちの生活。都市部の子どもたち、地方の子どもたちと昔話の関わりについて のお話がありました。
最後にバサボセさんが、コンゴの昔話「ウサギじいさん」を語ってくださいました。