ゴリラの写真とPOPOFアーチストの絵画や刺繍の2015年のカレンダーです。
購入はグッズ/カレンダーのページを御覧ください。
2015 |
パンチ孔吊下型、縦見開きA4版、14ページ
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追記 (2015.1.25)
カレンダーは完売しました。ありがとうございました。
ゴリラの写真とPOPOFアーチストの絵画や刺繍の2015年のカレンダーです。
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2015 |
パンチ孔吊下型、縦見開きA4版、14ページ
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追記 (2015.1.25)
カレンダーは完売しました。ありがとうございました。
くなりましたが8月に発行されました。
PDF版: PopofNews021
「ポポフが低地へ活動域を広げました」 ジョン・カヘークワ
「ポポフの環境教育学級」 山極寿一
「カフジにおけるゴリラの近況と調査」 バサボセ・カニュニ
「カフジが京都大学のリーディング大学院の研究教育拠点に」
「コンゴ民主共和国キヴ地方の昔話」 ジョン・カヘークワ/ふしはら のじこ
活動報告、その他
ペーパー版購読ご希望の方は事務局まで郵便で御連絡下さい。
〒606 -8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学理学部人類進化論研究室ポポフ日本支部
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追記 (2015.1.25)
カレンダーは完売しました。ありがとうございました。
京都、堺町画廊で「ゴリラと環境教育」に関する展示と、いしいしんじさん×山極寿一(POPOF日本支部)によるレコードを聴きながら「ゴリラは音楽だ!」の対談があります。
堺町画廊へのアクセスはこちらを御覧ください。
6月10日~22日 月曜休み
アフリカのコンゴ民主共和国とガボンでは、ゴリラを用いた環境教育が行われていま す。ゴリラは熱帯雨林で多くの生物と共存している、私たち人間の進化の隣人だからです。その内容を紹介し、これからの環境教育を考えます。
6月12日(木)時間:18:00~
「ゴリラは音楽だ!」 いしいしんじ×山極寿一
昔のレコードを蓄音機で聞きながら、語り合います。
参加費:2000円 学生:1000円(飲み物、つまみ付き)
要予約(堺町画廊):fax:075-213-3636
e-mail:information@sakaimachi-garow.com
おかげさまで完売しました。ポポフへのサーポトにお礼申し上げます。
秋にはまた来年のカレンダーが出来ます。お楽しみに。
去る6月23日(日)に京都市にある堺町画廊で、ポポフの報告会とシンポジウムが開かれました。今年の報告の目玉は何と言ってもポポフがWhitley賞を受賞し、5月2日にロンドンで行われた授賞式にポポフの代表者のジョン・カヘークワが招かれて、アン王女から賞を授与されたことでした。Whitley賞は草の根的な自然保護活動をしている団体に与えられるもので、今年で20回目になります。ちょうどポポフも昨年20周年を迎え、現地でその記念式典が行われました。その様子が報告会でもスライドを交えて紹介されました。
続いて、「ゴリラとエコツーリズム」と題するシンポジウムが行われ、ツーリストの立場から戸田恵美さん、地元国やゴリラ保護のために活動する国際的なNGOの立場からバサボセ・カニュニさん、そしてゴリラの研究者の立場から私が発表を行いました。
戸田さんは、ご自身が体験したウガンダのゴリラツアーの様子を語り、ブウィンディ国立公園の施設やゴリラを観察する際のルール、地元住民の催しなどを報告してくれました。バサボセさんはルワンダの火山国立公園を中心に、エコツーリズムの経済効果や地元での問題点、とくに人獣共通感染症の脅威について報告しました。コンゴ民主共和国のカフジ・ビエガ国立公園で保護区に居住していた狩猟採集民のレンジャーとして雇用対策、ブウィンディ国立公園でバトゥワ・トレールという狩猟採集民の文化を保全し伝える試みなど、新しい話題も盛り込まれました。私は日本のエコツーリズムと比較して、地域が丸ごと加わる重要性について指摘しました。いくら外国の援助があっても、内戦などで監視機構が弱体化すると密猟や密伐などが増え、ゴリラは危機にさらされます。事情が異なっても地元の人々が自然の持続的な利用価値を理解し、ツーリズムに主体的に参加しなければうまくいきません。ガボンのムカラバ国立公園ではJSTとJICAの共同事業として、ポポフのこれまでの活動を参考にしながらゴリラツーリズムの企画を立ててきました。ここで重要なのは住民の主体的な参加と「語りを用いたツーリズムの創出」です。住民たちが自ら関わってきた自然の大切さと文化を語り、それを科学的な知識の下に価値づけるインタープリターが必要です。それを育て、行政と地元と科学者が一体となって推進できるような事業を企画しようという話をしました。
3人の話の後は、参加した方々から質問や意見が出て、とても有意義な会になりました。アフリカでゴリラを観察できる4つの国立公園の 案内や、それぞれのゴリラの様子が資料や写真として展示されました。それを見ながらゴリラカフェやゴリラバーでアフリカのコーヒーやお酒、それに フーフーを初めとするアフリカ料理を味わいながら歓談の時を過ごしました。また、こういった機会を持ちたいと思いますので、みなさん 楽しみにしてください。
山極寿一
写真提供:水野礼子、鈴木滋
ポポフの活動を紹介するポポフニュース20号が出来上がりました。
内容:
「ポポフがWhitley賞を受賞しました」 ジョン・カヘークワ
「ポポフ20周年記念式典」 山極寿一
「カフジにおけるゴリラの近況と調査」 バサボセ・カニュニ
「ゴリラの住む森から 持続可能な未来への伝言
~踊るゴリラ? しゃべるゴリラ?~」 伏原納知子
活動報告、その他
PDF版はニュースページにあります →こちら
京都、堺町画廊にてポポフの展覧会と催しがあります。
展覧会
6月18日(火)~23日(日) 12:00~19:00
ポポフ茶話会
23日(日) 15:00~17:00
・お話とポポフ報告会 15:00~17:00
「ゴリラツアーの過去・現在・未来」
お話:オーグスチン K・バサボセ(コンゴ民主共和 国中央科学研究所)
戸田恵美(ポポフ日本支部)、山極寿一(ポポフ日本支部)
参加費2000円(お茶とお菓子つき)参加費はポレポレ基金になります。
<要予約>
fax:075-213-3636 e-mail:information@sakaimachi-garow.com
・ゴリラBAR 18:30~ (アフリカ料理も出ます)
30数年前に野生のゴリラに初めて遭遇した時から、「ゴリラは歌舞伎だ」と思ってきました。ゴリラのドラミングというディスプレイが歌舞伎の見得 とそっくりだったからです。大相撲の仕切りや立会いともよく似ていて、オスと男のカッコよさを追求してきた結果、表現が似てしまったということな んだろうと思います。ということは、ゴリラと人間の社会に対する構えが似ているということ。それは何なんだろうということになります。今回それを 廣瀬千紗子さんに詳しくお聞きすることができました。歌舞伎における「間」というものがとても大事だということも、ゴリラとよく似ていますね。い しいしんじさんの手回し蓄音機で昔の歌舞伎のレコードを聴き、その絶妙な言い回しややりとりに秘められている世界の意味を垣間見た気がします。 今、歌舞伎が流行っているのも、戦乱から安定期に向かった江戸時代の初期に歌舞伎が成立した頃の社会的背景と似ているせいなのかもしれません。いろいろと考えさせられた会でした。感想はまた、改めて述べさせていただきますが、寒い中お集まりいただいた皆様に感謝します。
山極寿一
写真は、先日(2013, 1/14)の「ゴリラは歌舞伎だ」の模様です。
新春企画
SPレコードを聴き語る会「ゴリラは歌舞伎だ」
1月14日(月祝) 15時~
いしいしんじさんが蓄音機ころちゃんと共に歌舞伎のSPレコードをかけ語る
山極寿一さんがゴリラは歌舞伎だについて語る
ゲストは18世紀文学、歌舞伎の専門家。廣瀬千紗子さん(同志社女子大の教授)
新春に相応しい面白い会になると思います。ぜひ遊びに来て下さい。
要予約30名です。
参加費1,500円茶菓子つき 歌舞伎にちなんだお菓子とお茶を用意する予定です。
堺町画廊
〒604-8106 京都市中京区堺町通御池下ル
phone+fax:075-213-3636
e-mail:information@sakaimachi-garow.com